２月のみもざていパン教室へようこそいらっしゃいました。

この日はあいにくの冷たい雨で、しかも徒歩でいらっしゃる方もおられて本当に心配しました。

雨に濡れないかしら、寒くてお風邪をひかれないかしら・・・

前日から心配で心配で、窓の外を見てはため息をついていました。

でも皆様、明るい笑顔でみもざていに入ってこられてほっと一安心。

本当に雨のなかようこそいらっしゃいました！

作業途中のお写真を撮ろうと思いながら、いつもレッスンに精いっぱいでなかなかカメラのことを思い浮かべません💦

ほっと一安心するころには皆様の力作が勢ぞろい！

みもざを楽しむテーブルが完成しました。

ところで、イタリアでは３月８日は男性から女性にみもざを贈る「みもざの日」だそうですよ。

わたしもかつて、抱えきれないほどのみもざの花をいただいたことがあります。

しかも見ず知らずの方から！

このお話は以前もしたことがあるので、ご存じの方も多いかと思いますが、みもざの頃に私はいつも思い出します。

お庭にみもざがたわわに咲く一件のお宅がありました。

あまりに見事なみもざなので、道に佇んでみもざを見上げていたところ、そのお宅のご夫妻が出ていらして

「みもざ、お好きですか？」

大好きな花ですと答えると、今がまさに盛りと咲き誇るみもざを惜しげもなく切って、私にくださったのです。

その量は一人では持ち切れずに一緒にいた長男にも手伝ってもらうほど！

当時まだ私の庭にはみもざは無く、どれほど嬉しかったことでしょう。

あの時のご夫妻のように、人に喜びを差し上げられるパン教室でありたい、と思い、それは今も変わっていません。

「みもざてい」に邸宅の邸を当てたいところですが、邸宅ではありませんのでひらがなで。

けれど全部ひらがなの「みもざてい」がとても優し気に見えて気に入っています。

サロネーゼの集まりでは私は「みもざていさん」とか「みもざさん」と呼ばれます笑

みもざていをご卒業された多くの方々もみもざが咲くこの頃、かつて楽しんだ「みもざてい」を思い出してくださっていると思います。

さてレッスンレポートに戻りましょう。

こちらはお持ち帰りの皆さまの作品です。

アマニハード ～ヨーグルト酵母で低温長時間発酵～

ゆずとショウガのパン

フォンダンショコラ

アマニハードは柔らかな生地でとても美味しいのですが、扱いは難しいです。

お帰りになって気泡を確認されましたか？

柚子とショウガのパンは白あんの包み方に特徴がありましたね。

ご自宅であんパンを作られるとき、この成形でやられると面白いです。

フォンダンショコラはチョコレート系の焼き菓子の王様ですね。

チョコレート好きにはたまらない美味しさです。

みもざのポタージュ

こちらは皆様とご一緒に作りましたお料理の一品。

オレンジカリフラワーのポタージュです。

なかなかオレンジカリフラワーを見かけないのですが、普通の白いカリフラワーでも美味しくお作りになれますよ。

アマニハードはこのようにサンドイッチにしていただきました。

柚子とショウガのパンはカットするとこのように白あんが２か所にのぞきます。

「すべてのアンパンをこういう成形にしてほしい」とおっしゃられた方がいらっしゃいましたね。

フォンダンショコラはこのようにストロベリーソースでおめかし♡

思い思いのお絵描きが楽しそうでした。

２月のみもざていレッスンお楽しみいただけましたでしょうか。

そうそう、HPがリニューアルしました！

今まで「いつ辞めるかわからないパン教室」と言いながらパン教室をしていたので独自ドメインを取っていなかったのです。

けれどそう言いながらの１６年なので、これはもしかしたら辞めないかも・・・？と思い始め、この度初めて独自ドメインを取得してのリニューアルです（遅いって💦）

それにしてもこの１６年、大々的に宣伝をしなくても、リピーターの皆さまとご紹介、そして本当に偶然私のHPにたどり着いてくださった方々のおかげでパン教室を続けることができました。

皆様のおかげと心から感謝をしております。

今はこの職業は神様から与えられた天職と思い心から楽しみながらさせていただいています。

HPのTOPに私の思いを一言で表しました。

「月に一度、エレガントに癒される日」

これからも、みもざていは皆様の癒しでありたいと思っています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。