ちょっと気を許したら・・・?

5月のレッスンレポートをちゃんと上げていなかったクラスもあるというのに・・・もう6月ではないですか!

5月の薫風というより、もう梅雨のはしりのようですものね。

5月のみもざていのテーブルは新緑をイメージして。

皆様は中央の和菓子を入れるガラス食器がお気に入りのようでしたね。

「かわい~」というお声が聞こえてきました。

真っ白い折敷は洋にも和にも使える便利ものです。

ランチョンマットはカジュアルに傾きますが、折敷ですと格調高さもエレガントさもキープされますので私は気に入っています。

月替わりのテーブルコーディネイトは、毎回、レッスンメニューが決まってから考えます。

あれやこれや組み替えながらしばし試行錯誤する時間が私にとってはパンをつくることと同じくらいかそれ以上に楽しいひと時です。

~ピーナッツバターブレッド~

ピーナッツバターをたっぷり練り込んだパンをちぎりパンに仕立てました。

ピーナッツバターはバターの代わりですので、ある程度こねてグルテンをそこそこ作ってから投入してくださいね。

上に絞るピーナッツバターは粒の無いクリームタイプのものを、パンに練り込むピーナッツバターは粒ありのものを使っています。

粒ありのピーナッツバターの方がパンの食感に若干の変化が生まれて美味しいです。

もし粒ありのピーナッツバターを絞る時は、絞り袋の穴をちょっと大きめにしないとピーナッツの粒が引っ掛かってしまうので気を付けて。

~塩昆布パン~

塩こんぶは意外とパンに合うものです。

最初恐る恐るでしたが、パンに入れた枝豆とフライドオニオン、そしてトッピングに絞ったマヨネーズがお互いを引き立て合って美味しいお総菜パンになりました。

塩分が気になる方は「塩こん部長のくらこん」から「減塩の塩昆布」が販売されているのでそちらをお試しになると良いですね。

「減塩の塩昆布」があるということはみもざていの生徒様に教えていただきました。

こういうちょっとした情報を教えていただけるのも、私にとってはとっても楽しいし、ためになります。

~鶏のチャーシュー~

お料理まで手が回らないことが予想されましたので、こちらは私が作っておきました。

私はフライパンで鶏肉の脂を焼ききってから煮込む調理法を取っています。

おかげで脂っぽさは皆無、でもとてもコクがあるお味になりました。

しっかりしたお味が付いていますので、レタスで巻きこむようにして召し上がっても美味しいですよ。

~練り切り 絞りあやめ~

かねてからご要望の多かった練り切りのレッスンです。

練りきり生地から作る和菓子のレッスンは本来パン作りと一緒にレッスンするようなものではないのですが、皆様本当にご熱心にそしてお上手にお作りくださって頭が下がります。

とても印象的だったのは、練り切りの生地作りではなかなか苦労されていて、内心「大丈夫かしら・・?つらく感じてないかしら?」と心配していた方が、成形の段階になったら見事に「開花」されたこと。

この「成形」を私はあえて、皆様の肩に力が入った緊張をほぐす意味で「粘土細工のよう」と言っています。

「粘土細工」になるととたんに生き生きと嬉しそうに作業される方がいらっしゃいました。

まさに「覚醒!」

お~!と思いながら私は拝見していましたよ。

せっかくそろえた三角棒。

いつかまた役に立つ日が来ますように。

無事にすべてのレッスンが終わりましてホッとしました。

その月のレッスンが始まるまで最終チェックの意味もあり私は自宅でこのメニューを何度も作ります。

ということは家族は強制的にこのレシピを繰り返し食べさせられています(笑)

5月レッスンに向けて、4月は練りきりを「イヤ」というほど食べさせられ、

5月は6月レッスンに向けて

~新タマネギのハードパン~

~ヨーグルトクリームケーキ~

をもうすでに「イヤ」というほど食べさせられています。

でも、同じメニューはみもざていで登場しないので、

レッスンが終わったら、お母さんはこれを一生作らない~と気が付いているかしら?(笑)