パン教室にはお料理のレッスンは無くても当然と言えば当然なのですが、みもざていでは18年前の第一回目のレッスンからちょっとしたお料理を発酵の合間に作っていたところ毎回好評でなんとなく続いて今日のスタイルが確立されました。

メインのお料理とは限らず、サラダやスープのような前菜になるお料理の時もありますよ。

みもざてい5月のレッスンでは和菓子の練り切りに大変手間と時間がかかりますのでお料理まで手が回りません。

でもお料理が無いのは悲しいので私が事前に作っておきます。

↓鶏もも肉のチャーシュー

珍しいとか高級なお料理、というわけではありませんが、家庭料理としてとても美味しい「おかず」です。

時間が余りましたらタコ糸のかけ方の練習をしよう!と目論んでいたのですが、実習をやってみると皆様疲れてそこまで行きつきませんでした。

本来はこのように鶏肉にタコ糸を掛けます↓

でもできなければ、肉の形を整えながらグルグルとタコ糸を巻けばOKですよ。

この糸のかけ方は、別の機会に練習しましょう!

昨日、私はフレンチの研修に行ってきました。

その時ご一緒してくださった生徒の中に85歳のご婦人がいらっしゃいました。

何度かおめにかかったことはありますが、本当に会うたび「素敵な方だわ」と思います。

そのご年齢でフレンチの研修に行こうとする前向きなお心

(注・・その方はシェフでも先生でもありません。ご家庭の主婦が本業。フレンチは趣味)。

そして私と変わらぬ量のお食事を召し上がれる生きる力。

白髪を上品に束ね、明るい色彩のお洋服をまとい、実習内容はレシピにメモを書き込んでいらっしゃる。

そして時折「とぼけた」ことをおっしゃって皆を笑わせてその場を和ませるお人柄と話術。

あんなふうに歳を重ねられたらお幸せだと思います。

お手本にしたい生き方です。

以前、みもざていの生徒様から「年上のお姉さん(←私のこと)に引っ張っていってもらった方が楽しく生きられます」と言われたことがあります。

内心、「私が引っ張るんかい!?」(笑)と思ったものですが、その言葉の意味が分かった気がします。

こうありたい、というお手本を見ながら生きると迷子にならずに済みますし、私にもできると思えますものね。

パワフルな先輩をお手本に、only oneの道を生きていこうではありませんか!

・・・先輩、引っ張って~!