和菓子の研修で作りました練り切りの「きんもくせい」でございます。

本物の金木犀が咲くのはもうちょっと先でしょうか。

小さくて地味なお花なのに、見事な香りですよね。

その控えめな花から、花言葉は「謙虚」「謙遜」そして秋雨が降るとためらいなく花を散らすことから「気高い人」。

金木犀の香りが待ち遠しいですね。

最近・・というより以前からですが、和菓子屋さんの前を通るとショーケースの中をじっと見入ってしまいます。

和菓子屋さんによって練り切り、って結構違うものです。

まあ、それはケーキも同じですね。

私が住む地元では名の通ったケーキ屋さんがあるのですが・・・

代が変わって見た目は勿論、お味もかなり変わってしまいました。

以前はお酒が結構効いて大人のお味だったのですが、数年前からぐっと控えめになりました。

お子様には食べやすくなったと思うのですが、

あのインパクトのあるリキュールの効いたケーキを時折食べたくなります。

和菓子も洋菓子も勿論お料理も

職人さんのお考えが作品に出てくるものだと感じます。