6月最後のレッスン by 神奈川(藤沢 茅ヶ崎) パン教室 みもざてい
6月最後のみもざていレッスンも無事に終了しました。
お忙しい中皆さまがお越しくださって本当にありがたく思います。
仕上がったテーブルを俯瞰で撮りたくて、お行儀悪いのですが高いところからパシャリ。
でも思ったような写真に仕上がりませんでした💦
写真もパンもお菓子もお料理もテーブルコーディネイトも・・・
奥が深いですね。
この日つくづくと思うことが有りました。
Kさんはみもざていに初めてお越しくださって一体何年がたつでしょうか。
ご自宅でパンをお作りになることはない、と以前伺ったことがあります。
ということはみもざていのレッスンでしかパンをお作りならないはずなのですが、やはり何年も続けていると本当に上達されるんだ、と思いました。
難しいクープをスパッと入れられ、見事に仕上げられたのです。
まあ、以前からクープが上手くて私に「ヨッ!男前!」と冗談を言われていましたが。
この日のクープも見事でしたね。
そしてそのKさんをみもざていにお連れ下さったTさん。
サロネーゼのご出身なのでなんでも器用にこなされ、そして母としてのポリシーも素晴らしい。
私よりず~~っとお若いのですが、思わず聞き入ってしまう子育て論をお持ちでいらっしゃいます。
お子様方はお幸せですね。
Tさんの子育て論は私にとっても指針となっています(手遅れかもしれないけど)
パン教室なのにライス添え!の「チキンのパプリカ煮」笑
でもおそらく皆さまご自宅で復習されているのではいでしょうか。
コーヒーとナッツのバウンズは
トッピングの甘さとコーヒー生地が絶妙なハーモニーを奏でましたね。
話は全く違いますが・・・
皆さまも一度はイソップ物語のキツネの「あのブドウは酸っぱい」というお話を聞かれたことがあるのではないでしょうか。
きつねが木の上の方になっているブドウを見上げ、なんとか食べようとジャンプをしたり、木に登ろうと試みたりしている。
でもきつねはブドウに届きません。
自分には無理だとわかったきつねは「あのブドウは酸っぱい」と自分に言いきかせるように言ってその場を後にした、というお話です。
子供の頃の私は、その物語のキツネを「負け惜しみ言っちゃって」と思っていました。
でもこの歳になるとキツネの賢さがわかります。
葡萄をとって食べたいという思いとその場を立ち去る行為は、きつねの中で相反する行為です。
要は自分が納得していないのにその場を離れるきつねはそうとうストレスがかっているのです。
でも「あのブドウは酸っぱいんだ」と思い、食べても美味しくないと納得して立ち去る行為には矛盾が無いのでストレスはかかりません。
人生長く生きていると、自分のチカラではコントールできないことが出てきます。
そんなときは「あのブドウは酸っぱい」と言ってその場からスッと立ち去って次の場所に移動していくのも有り、だと思います。
勿論努力できることは本気で努力しますよ。
でも自分でどうにもならないことは私も葡萄に向かって「あのブドウは酸っぱい」と言って、その場をスッと立ち去り次のステージに向かいたいと思います。
「あのブドウは酸っぱい!」
酸っぱい葡萄ばかりにならないといいけど笑
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